パンチングメタル模様の切断後の目合わせ (パンチング屋どっとネット)

パンチングメタルの切断時模様目合わせ

パンチングメタルの切断時模様目合わせ
パンチングメタルの模様を分割したパネルでつながっていくように見せたい場合は非常に困
難です。まず任意の御指定寸法がパンチングメタルの穴とセンタ−ピッチでうまく割り切れ
ていくかという問題、もし1枚ずつ左右が違っていれば原寸図面で検証していかなければな
りません。またパンチングメタル加工時に板をプレスする関係上、多少の孔位置の誤差や板
の伸びなどで位置がくるっている事も考えられます。そして何よりも大変な事は切断方法で
す。シャ−リングなどで切る時は。切断口を真上から見ながら切る事がでいません。もし紙
のようなものでしたら台の上でケガいて、仮に見た目重視で多少歪んでいたとしても、微調
整してカッタ−などで切る事ができますがそれが叶いません。上記のような場合は先に切断
位置を想定した図面を描き、パンチングメタル加工後、板に対しての大きな孔位置のくるい
ががないか検証し、くるいがあれば線をいれ合わせます。それでも完璧に合わす事は困難で
す。「模様が合うようにジョイント部は、目合わせしておいて欲しい」との御要望に対し、
簡単ではない事を御理解の上、経費もかかります事から、穴の分割か余白を残してのパンチ
ングメタルの分割かを御検討いただきますようお願いします。
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